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天然貝化石・アラゴナイトについて

アラゴ顕微鏡画像

◇貝化石は

●「あられ石(アラゴナイト)」と「方解石(カルサイト)」 に大別されます。
 世の中に存在する貝化石のほとんどは「方解石(カルサイト)」に属します。アラゴナイトは溶解性であるのに対しカルサイトは難溶解です。

●アラゴナイト貝化石層は日本はもとより世界でも大きな塊としてはほとんど確認されておりません。
             アラゴナイト電子顕微鏡写真→

吉田鉱山画像

◇吉田貝層  鹿児島県・吉田貝層(鹿児島市西佐多町)

●学術的にも評価される「アラゴナイト」の鉱山です。
 約35万年前(北京原人の時代)、当時の錦江湾で浅海部分が火山灰、火砕流等で短期間で覆われ火山活動、地殻変動 により隆起してできたものと地質学者により解説されます。

 現在まで、二枚貝、フジツボ、サメの歯、亀の甲羅、藻類など107種類以上が確認されています。
 アラゴナイトに含まれる豊富なカルシウム分、ミネラルなど微量成分は多孔質、溶解性からも生物・環境へ 天然のめぐみとして好環境をつくりだしてくれます。

●このアラゴナイトを主成分とする鹿児島県産天然アラゴナイトを利用して「地産・地消」 地元鹿児島から「無機系凝集沈降剤」が生まれました。アラゴナイトを利用した実に環境にやさしい「肥料」「飼料」「用土」「飲用水」なども製品化されています。
※写真は吉田貝層鉱山。貝層にはフジツボ、貝殻類を散りばめたようなアラゴナイトが肉眼ではっきりと確認できます。
  一般の方でも事前予約で鉱山の見学もできます。
※本資料は「株式会社ガイアテック」ご協力提供資料によります。

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